多文化、多言語、何とか育児日記

カナダで英語、フランス語、日本語マルチリンガル子育て!

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

「昔話は人間の基本を語っている」小澤俊夫さんの話がぐっときた

4月26日の「伊集院光とらじおと」に
小澤昔話研究所・所長の小澤俊夫さんがゲストに出演していました。
私は伊集院さんの深夜ラジオも随分前から聞いていて
伊集院さんが昔話が大好きだということも知っていたので
お2人の会話をとても楽しみにしていました。


私は息子が日本の昔話が大好きなので
よく息子に昔話を読んでいます。
そして、私も息子に読んでいるうちに昔話がとても好きになりました。
以前の伊集院さんのラジオで
「きじも鳴かずば」や「三本枝のかみそり狐」の話を聞いて
息子と一緒にこの二つの話を読んだり、動画を見たりもしました。


今回のラジオでの小澤さん、伊集院さん、上田さんの会話は
昔話好きであり、子育てをしている私には
とても興味深く、心にぐっとくるものがあったので
番組の内容と私の感想をまとめてみたいと思います。


「昔話は隔世遺伝」
小澤さんから
以前は親が仕事をしている間に
おじいちゃんやおばあちゃんが
自分のおじいちゃんやおばあちゃんから聞いた昔話を
孫に語っていたから
昔話は隔世遺伝なんだという話がありました。

まず、昔話は隔世遺伝って言葉にぐっときました。
私も核家族に育ったので
祖父母から昔話を聞いたことはありません。
そして、息子にもそういう機会を与えて
あげられていないことが、ちょっと残念に思えました。


「個人的な考えで、昔話が少しずつ変わっていた」
小澤さんによると、昔は、昔話を話すおじいちゃんやおばあちゃんの
思い違いや人生観で個人的に変化をすることがあった。
(おじいちゃんやおばあちゃんが話す昔話は口伝です。)


今は伝承が途絶えてしまったので
本を読んで親が子供に伝えているけれども
本が変えられてしまっている。
小澤さんは語って変ってしまうのはいいけれども
出版社が本を売るために変えるのはやめて欲しいと
訴えているそうです。


今回の番組で話題になっていたのが
「かにむかし(さるかに合戦、さるかにばなし)」の結末についてです。



今と昔とで話の終わりが全くことなっているんですよね。
私も息子にこの絵本を読んだときに
最後にさるが、かにたちと仲直りをしていることに
衝撃を受けました。



息子にこのバージョンを最初に読んでしまったので
オリジナルの方を読んだときには
息子のほうも話が違うと思ったようです。

小澤さんは、昔話は人生の両面を語っていると言っていました。
人は魚も肉も食べるし、闇の部分も経験する。
昔話は人間の基本を語っているので、残酷な部分があるのは当たり前。
最近は、学校の先生から子供達に残酷な話をしないでほしいと
言われることが多くなったそうです。
けれども、小澤さんは、人生には幸福と残酷な部分があるので
昔話から残酷な部分を排除してしまうと白黒がつかない人間が育つと語っていました。


私はこの部分に強く共感しました。
私も「さるかにがっせん」の結末で
酷いことをした猿がみんなに受け入れられているのを読んで
これは良くないと思いました。
悪いことをしたら、バチが当たるっていう
物語の根底が崩されてしまっていますよね。


私も子供の頃に、昔話を読んだり
「まんが日本昔ばなし」をテレビで見て
怖いなと思ったことが何度もありました。
けれども、そういう思いをしたことが
今でも頭の片隅にあります。
悪いことをしたら、それが自分にも返ってくるとか
欲張ってはいけないというようなことは
昔話から学んだような気がします。


「生の声で子供に語るのが大切」
またラジオの話に戻ります。
小澤さんが、子供に親が生の声で語ってあげることが
子供が自分が愛されていると感じるためには
大切だと言っていました。

私の息子も成長して
小さいときのように読み聞かせの時間を
たくさん取ることは難しくなってきています。
けれども、今回のラジオを聴いて
もう一度心を入れ替えて
息子が少し幼かったときのことを思い出して
読み聞かせをしようと思いました。


そして昔話を選ぶときには
昔から語られているものに近いもの
それから、その土地の言葉で語られているものを
購入しようと思います。

そして、最近息子の日本語教育に悩んでいましたが
やっぱり継承語として息子に日本語を伝えようと
改めて思うことができました。

小澤さんと伊集院さんの話、もっともっと聞きたかったです。


ついつい昔話と読み聞かせのことで
文章が長くなってしまいました。
散文を最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。


更新の励みになります。
1クリックお願いします。

にほんブログ村 子育てブログ 海外育児へ
にほんブログ村

にほんブログ村 子育てブログ 子供の教育へ
にほんブログ村
関連記事
[ 2016/04/29 09:36 ] 日本語絵本 | TB(0) | CM(2)
最近のさるかに合戦は、円満解決になってるんですね!知りませんでした。
と、同時に昔話に全然触れさせていないことに気付きました。チョロさん同様、闇の部分も伝えなければならないとの部分に強く共感しました。早速、昔話を仕入れようと思います。図書館を使うと思いますが~。(^^ゞ
[ 2016/04/30 06:44 ] [ 編集 ]
Re: ものぐさハハさん
「さるかに合戦」は円満解決なだけではなく、かにのお母さんだったのがお父さんに変わっていますよ。それから、かにのお父さんはさるに柿をぶつけられても死ななくて、最後はさるも含めてみんな笑っているという・・・。これじゃあ、もう別の話ですよね。子供のときにハッピーエンドの話ばかり読んでいると、成長して挫折したときに立ち直れなくなってしまうんじゃないかと思っています。
ぜひぜひ、お子さん達に昔話読んであげてくださいね!
[ 2016/05/02 11:57 ] [ 編集 ]
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL

プロフィール

Author:チョロ
カナダで2008年夏生まれの息子と
南米出身の主人と生活しています。
はじめての育児なので迷いながらも
息子と楽しく過ごすために、
いろいろな育児法を取り入れてます。
台所育児、語りかけ育児、
多言語育児、多文化育児・・・

コメント、アドバイス等いただけると嬉しいです。
このブログを通して、いろいろな人たちと交流できるとうれしいです。
よろしくお願いします。



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。